高校生の就職応援本なるものを会社で発行していますが、

「とてもいいなぁ・・・この会社」

と思う中小企業が多いことを最近よく思います。

ここの社長さんはほんとに熱くて、ビジネスもこれからもっと伸びていきそうと感じる時もしばしば。

とは言え、高校生も大学生も、いわゆる就活生は大企業に惹かれがち。

親心としても、「知っている会社だから安心」という部分が多いのだと思います。

確かに、「〇〇に勤めてるの！すごいね！」と言われるとか、「住宅ローンなど融資を受けるにも有名企業の方が通りやすい」「大企業だから倒産リスクが少ない」などいろんな話がありますが、やっぱり個性を活かせる会社を見つけること、自分の個性をは何か？知ることはとても大切じゃないかなと。長い人生、大企業に勤めていでも色々な困難があります。

自分にはどんな仕事が向いているか？
どんな性格の会社が自分に合っているか？

きっかけは「この仕事面白そう！」「この社長面白そう！」「ここの社員さん、なんか皆楽しそう！」というような実体験をどれだけ社会に出る前に出来るか。

かくいう私も社員総勢２万人の会社に在籍していたことがあるので、大企業と中小企業の違いを実感する局面は日々、沢山あります。それぞれ良いところがありますが、それを知った上で進路を決める機会、社会に出る機会が今はまだまだ少ない気がします。

高校、大学、企業、色々な大人の事情やルールがあると思いますが、自分自身が豊かな人生を送る為に何が大切か？自分の得意なことは何か？

自分でそんなことを考えたり、周りから教えてもらえる機会がもっと増えるといいな。

そんなことを企業を訪問しながら思う今日このごろです。