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2024/08/04

デザインという仕事

kikaku

デザインに関わったのは18歳の高校生の時からだから、もう33年。

なかなかな年数になりました。

まだ月に数本、コンセプトに関わるデザインの企画をコツコツしています。

 

先日、とあるイベントで、高校生に「デザイン関係の会社に就職するにはどうしていけばいいですか?」

と聞かれました。

 

①感覚は大切にしながらも、デザインの基礎知識を学ぶこと。(知識)

②基本的なDTPデザインソフトや、WEBのコードが扱えるようになること。(実技)

③国語をしっかり勉強して、コミュニケーション力を鍛えること。(対話力)

④世の中にある美しいもの、面白いものを色々見る習慣づけ(センス)

こんな感じでその内容を伝えました。

 

美大に行くのがいいのか、専門学校なのか、高校の美術コースなのか、色々と選択肢はありますが、

③と④の力が備わっていると(大切にしている人)、①や②は直ぐに伸びていくと思います。

しかしながら、

②だけが先行している学生さんが多いのかな?

と思う事もしばしばです。

「デザインを通じて、コミュニケーションのお手伝いをしている」という感覚が大切ですね。

 

限られた時間で、あれもこれも難しいですが、

④⇒③⇒①⇒②でしょうか。

若い時に④や③を身に付ける習慣が最も大切かなと思います。

そういう意味では、①②は手段なので、③④が土台なのかなと思います。

ある意味、デザインは①②③で80%は作りあげることが出来て、

残りの20%が④のセンスじゃないかなとも思っています。

④が無いとそもそもダメだと思われがちですが、後から付いてくるものです。

(センスは④で自然と鍛えられていくものかなと思っています。)

 

学生さんがホームページを見に来るかもしれないので、改めてまとめ直してみました。

デザイン系を志望されている学生の皆さん、頑張ってくださいね。