デザインに関わったのは18歳の高校生の時からだから、もう33年。
なかなかな年数になりました。
まだ月に数本、コンセプトに関わるデザインの企画をコツコツしています。
先日、とあるイベントで、高校生に「デザイン関係の会社に就職するにはどうしていけばいいですか?」
と聞かれました。
①感覚は大切にしながらも、デザインの基礎知識を学ぶこと。(知識)
②基本的なDTPデザインソフトや、WEBのコードが扱えるようになること。(実技)
③国語をしっかり勉強して、コミュニケーション力を鍛えること。(対話力)
④世の中にある美しいもの、面白いものを色々見る習慣づけ(センス)
こんな感じでその内容を伝えました。
美大に行くのがいいのか、専門学校なのか、高校の美術コースなのか、色々と選択肢はありますが、
③と④の力が備わっていると(大切にしている人)、①や②は直ぐに伸びていくと思います。
しかしながら、
②だけが先行している学生さんが多いのかな?
と思う事もしばしばです。
「デザインを通じて、コミュニケーションのお手伝いをしている」という感覚が大切ですね。
限られた時間で、あれもこれも難しいですが、
④⇒③⇒①⇒②でしょうか。
若い時に④や③を身に付ける習慣が最も大切かなと思います。
そういう意味では、①②は手段なので、③④が土台なのかなと思います。
ある意味、デザインは①②③で80%は作りあげることが出来て、
残りの20%が④のセンスじゃないかなとも思っています。
④が無いとそもそもダメだと思われがちですが、後から付いてくるものです。
(センスは④で自然と鍛えられていくものかなと思っています。)
学生さんがホームページを見に来るかもしれないので、改めてまとめ直してみました。
デザイン系を志望されている学生の皆さん、頑張ってくださいね。