COURSE(コース)はりまエリア版は2018年から立ち上がっています。
2020年度の春夏版は4月に発行予定ですが、「来年のTOKYO 2020ならぬ、HARIMA 2020と題し、高校生と企業が集まるイベントを開催しよう!」
とイベントの構想が始まりました。
企業の皆さんは高校生との接点や、先生方との接点を求められていると思います。
一方で、高校生は「ほぼ、何も分からず世の中に出ていく」状況が多く見受けられます。
いわゆる職能高校の場合は、工業、商業、農業、家政科・・・というように、ある程度自分の方向性を見ていると思いますが、普通科出身の高校生たちはまさに海千山千かと。
職能高校・普通科どちらの高校生も、もっと色々な仕事や、播磨地域にある色々な企業を知ることが、目先の就職も大切ですが将来的な播磨地域へのUターン、Iターン就職に向けても大切なんじゃないかなと思います。戻ってきてもらう為にも。(他で知識と技術付けて戻ってくる、中国のウミガメみたく。)
私は美術科がある高校から美大なので、職能高校に近い環境でした。それでもデザインや広告に関する会社の知識はほぼゼロ。進学を考えていたからかもしれませんが、家業を継ぐにあたり関東から帰ってきて、営業していく中で知る企業が殆ど。。。
当時、いわゆるトレンディドラマに広告代理店(今はブラックと言われがち・・・〇通さんの一件から)が取り上げられている時代だったので、テレビ演出的に「作られたイメージ」だけは持ってました。かっこいいなぁなんて。肩にセーターは当時からダサいと思っていましたが。(笑)
やっぱり普通科の高校生も職能高校の高校生も、もっと早い段階から仕事のこと、地元の企業のこと、社会人との接触があってもいいと思います。
興味を持つことからスタートできれば、自然と社会や仕事、会社を意識し始めますし、また、企業とのミスマッチの比率を下げることにもつながります。
また、進路指導や学年主任、就職課の先生方も今はほんとに忙しい時代。私もPTAの本部役員をしているので、それはもう忙しくされています。
お国からのワークライフバランスの提唱と、現場の実態がアンバランス?なんて思うこともしばしば。
お忙しいのでどうしても「前例踏襲」かまだまだ少ない情報から「選びなさい」的になりがちかと思います。これは構造的に難しい現状かもしれません。
部活が減っている事情もそうですね。顧問の先生の時間が確保されにくくなってきている状況。いずれ、民間に委託されるのではないでしょうか。
話は戻り、早いうちから色々知ることは決して無駄ではないと思います。
色んな意味で、今の学生・先生・企業の皆さんに喜ばれるイベントにしていきたいと思います。